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[2026-07-18]

働きながらのPiscine挑戦

42TokyoPiscine社会人

社会人1年目、フルタイムで働きながら42東京のPiscineを受験し、ありがたいことに合格することができました。この記事では、実際に体験して気づいた「社会人だからこそ見えたPiscineの特徴」を共有します。42東京に興味がある方、特に働きながら受験を検討している方の参考になれば嬉しいです。

受験前の不安

学校説明会に参加した方はご存知かと思いますが、説明会では「合格したいなら1日平均12時間は確保してください」と言われます。私はフルタイムで働きながら受験する気だったので、そこまでの時間を確保するのは現実的ではありません。そこで「有給を取って挑んでいる人はいるのか」と質問したところ、あまり見かけたことはなく、本科に入ってから通うことを考えるとあまり推奨できないという返答でした。これが結構不安で、仕事が終わったあとに1ヶ月はまだしも、本科に入って1年以上続けられるのかというのを考えてしまいました。

それでも受験したい気持ちは変わらなかったため、できるだけ時間を確保しようと説明会に来ていた本科生数人に1日のコミット時間の実態を聞いてみました。すると、平均10時間確保しているということがわかりました。「週70時間」なら工夫次第でなんとかなるかもしれない——そう考え、受験を決意しました。

スケジュールの実態

1日平均10時間を確保するために、初日と毎週金曜日の計5日を有給にあてました。祝日が2回あったことも助かりました。平日は仕事後に4時間くらい、金・土・日・祝日で一気に巻き返す——その繰り返しでした。

目標は1日平均10時間でしたが、残業や寝坊が重なり、実態は8〜9時間ほど。計画通りにはいきませんでしたが、それでも十分戦えました。

この有給取得については上司の方に相談し、調整していただきました。サポートなしには実現できなかったのでとても感謝しています!

社会人だからこそ感じたこと

① 同じ課題をみんなで進める環境が新鮮だった

会社では、同じプロジェクトでもタスクは別々に振られます。わからないことがあっても、同じ問題を抱えている人が周りにいるとは限りません。42では全員が同じ課題を通るため、「どうやって解いた?」が自然に聞けます。人によってアプローチがまったく異なるため、他人の勉強法を吸収しやすい環境でした。

② ランダムなレビューが、視野を広げてくれた

会社では、関わる人を意識的に絞ることができます。しかし42では、レビューがランダムにマッチングされる仕組みになっており、自分では選ばないような相手と必然的に向き合うことになります。シェル操作が圧倒的に速い人、1週目でC言語に入っている人——そういった人たちのやり方を間近で見られたことは、会社の中では得られない刺激でした。

③ 技術の話ができる場が純粋に楽しかった

会社では、技術の話よりも仕事の話になりがちです。42では、同じ課題に対してどう取り組んだかを気軽に共有できます。好奇心をくすぐられる会話が自然と生まれる環境は、社会人になってから久しぶりの感覚でした。

社会人でも、やり方は人それぞれ

同じ2026年2月のPiscineでも、社会人の参加者はそれぞれ工夫をしていました。最初の1週間だけまとめて有給を取得した人、毎週金曜日に半休を使った人、移動時間のロスをなくすためにマンスリーホテルを利用した人——スタイルはさまざまです。

決まった正解はなく、自分の状況に合わせた戦略を立てることが、社会人受験の鍵だと感じました。

まとめ

「フルコミットを推奨します」と言われた日から1ヶ月。フルタイムで働きながらでも、Piscineを完走することができました。完璧なスケジュールではなかったけれど、飛び込んでよかったと思っています。

働きながら受験を迷っている方へ——Piscineは挑戦するだけでもいろんなことを感じることができます。何が楽しいと感じ、何がめんどくさいと感じるのか。自分の価値観を知るきっかけにもなるし、仕事では経験できない別の新鮮さや楽しさがあります。また説明会に登壇する方は時間の都合上学生の方が多くなってしまいますが、フルタイムで働きながら通われてる方は多くいらっしゃいます。ちょっとでも興味のある方は、まず受けてみる。楽しめそうかどうかはその後に判断しても遅くないと思います。

追記:入学から4ヶ月が経って

Piscine合格から4ヶ月が経ちました。現在も週20時間前後のペースで続けられています。

42のいいところはピアラーニングのしやすい環境だと感じていて、そのおかげで一人で黙々と勉強するのが得意ではない自分にとって、誰かと話しながら進められる環境は「今日は行くのをやめよう」という気持ちになりにくく、自然と足が向きます。一人で集中する時間と、誰かと話しながら進める時間をうまく使い分けながら、マイペースで続けられています。

気づけば、Piscine受験前と比べて勉強が純粋に楽しくなりました。それだけでなく、1日の時間の使い方を意識するようになり、生活全体の満足度も上がったと感じています。